犬猫殺処分の現状

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大阪府の犬猫殺処分

猫の殺処分数は全国ワースト3

大阪府 犬猫殺処分数 推移

 大阪府の犬猫殺処分数の6年間の推移を見てみると、犬は少しずつ減少傾向にありますが、猫に関しては減少傾向が見られません。また大阪府の犬殺処分数は全国23位ですが、猫の殺処分数は全国3位と多く、大阪府の殺処分数を減少させる為には、猫の殺処分数をどのように減少させるかが大きな課題になります。

大阪府の犬猫殺処分数のうち75%が子猫

大阪府 犬猫殺処分数 推移

 殺処分数の内訳を見てみると、全体の75%を子猫が占めています。なぜ子猫の殺処分が多いのか?家庭で飼われている雌猫が野良猫の雄に交尾され、子猫がたくさん産まれたが家では飼えない為、道端や公園に捨てしまうことも原因の1つではありますが、その数よりもはるかに多いのが野良猫どうしの繁殖により産まれてしまう子猫です。
 野良猫として産まれた子猫の半分以上が病気や事故で死んでしまいますが、保健所に連れてこられる子猫もたくさんいます。

野良猫の高い繁殖力が不幸な子猫を増やす

 猫の繁殖力は高く、生まれた子猫は通常半年で性成熟に達し、年に2-3回出産可能です。その上、1度の出産で3-8匹を出産すると言われています。
 仮に1ペアの野良猫が年に2回繁殖し、毎回8匹の子猫を出産(そのうち70%が死産)、子猫が半年で性成熟し、産まれてきた猫も同じ条件で繁殖を繰り返し、野良猫の寿命を3年とした場合、10年後には100万匹を超える数になります。

 私たちConoasSは、まず大阪府の猫殺処分数を減少させるべく、猫の繁殖制限に主眼を置き、活動していく所存であります。


子猫イメージ
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